中國の金融監(jiān)督管理機関は、香港?マカオ?中國南部の都市間の越境取引?投資を促進する全面的な計畫を打ち出した。これはこの沿岸地域をカリフォルニアのシリコンバレーに匹敵するハイテク都市圏にするという、中國政府の野心的な計畫の一環(huán)だ。ブルームバーグが15日に伝えた。

　中國人民銀行と中國の外為管理を擔當する當局は木曜日、粵港澳大灣區(qū)を支援する一連の潛在的な措置を発表した。これには香港とマカオの住民による大灣區(qū)內の本土金融機関が手掛ける資産運用商品の購入、大灣區(qū)住民による香港?マカオの同類商品の購入が含まれる。

　中國の意思決定者は大灣區(qū)を世界イノベーションセンターとし、都市間のインフラ接続を促進しようとしている。また香港の國際金融?水運?貿易センター、及びオフショア人民元業(yè)務センターとしての役割を強化しようとしている。

　昨年発表された青寫真によると、香港?マカオ?深セン?広州は大灣區(qū)の4つの重點都市、経済発展のリーダーだ。経済規(guī)模は1兆ドルにのぼり、かつ日本を抜き世界4位の輸出地域になる。

　香港紙?南華早報によると、この全面的な計畫は香港?マカオ?広東の9都市間の越境金融サービス?取引?投資を推進する。大灣區(qū)を世界最大の経済地域の一つに発展させる。

　大灣區(qū)の経済規(guī)模は1兆5000億ドルを想定しており、獨自の経済実體とするならば世界13位になる。スペインを抜き韓國に次ぐ規(guī)模だ。中國政府は大灣區(qū)をハイテク都市圏にし、中國南方の科學技術?金融サービス?製造業(yè)の優(yōu)位性を融合させ、シリコンバレーと対等の地位を占めさせようとしている。

　HSBCのアジア太平洋責任者は、「これらの措置は越境貿易及び投資の円滑化をさらに促進し、人民元國際化を掘り下げ、大灣區(qū)の金融相互接続及びグリーンな金融を推進する。大灣區(qū)はニューヨーク都市圏、サンフランシスコ?ベイエリア、東京ベイエリアなどの有名都市圏に匹敵する規(guī)模を持つ」と述べた。

　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2020年5月18日